ゴミ屋敷解決に向けての課程2【精神科・心療内科の初診で】
今日は、念願の精神科の初診でした。
精神科って、本当に予約が取れないですね。
予約してから1ヶ月。。
それまでに、子供たちと母と交えながら遊びに行ったりして、
母のリフレッシュ、そして信頼関係を築いて行けたと思います。
この1ヶ月の待ち時間は無駄では無かったなと思います。
母は、病院へ行っても、治るとは思えないと言っていましたが、
根気強く、母の話に耳を傾けて、
思っていることを発散してもらうことで、
病院へ行こうという気持ちにもなっているようです。
更に、ありとあらゆる精神科の病院をネットで調べて、じっくり考えて決めた病院です。
今回行った病院は、開院して間もなくで、お若い先生でしたが、
じっくり話を聞いてくれるので、とても安心しました。
やはり、精神科は失敗すると行く気がなくなるので、
出来るだけ、自分に最適な病院をよく探して、
後悔しないように勉強していくのは大切かなと感じました。
今回、精神科の病院を探すうえで、決め手になったのは、
- ホームページが具体的で充実していること。
- 家族の相談、サポートにも気遣ってくれることが書いてある。
- 色々な心の病気について、詳しく書いてある。
- 先生の得意な診療についても書いてある。
- 心理カウンセラーがいる。
- アクセスがしやすい。
- 病院の雰囲気が明るい。
- 患者が困っていることに対して、一緒に考えてくれそうな考えてくれそうな先生のコメント
- グーグルの口コミが良い。
個人的に、グーグルの口コミは、高評価なものについては信憑性は高いと思っています。
たまに良くないことを書く人もいますが、それはうっぷんを晴らす為の低評価で、
高評価は、わざわざグーグルに書きたくなるくらい、良い病院、お店なんだと思います。
今回の病院もグーグル口コミが決定打になりました。
さて、診察は、先生と母と私の3人のみで、小さな個室で話をしました。
トータル20~30分くらいは、お話を聞いてもらえたんではないかと思います。
こんなにも聞いて貰えるとは正直思っていませんでした。
初診だからでしょうか。
最初は母に何に困っているかと質問から始まりました。
私は、母が言いたいことが言えるように、何も言わないことを決めていましたので、
整理整頓が出来ないことに困っているところから母が話を初めてから、
母が包み隠さずどんどん喋っていくので少し驚きました。
家族でも友人でもない、他人である先生に喋っていく母は、少し安心したのかもしれません。
どこか気持ち良さそうに話していました。
その間、先生はチラチラ私の様子も伺っています。
私は、母が話していることは嘘ではないし、本当のことなので、
ウンウンとうなずく事だけ繰り返していました。
その後、母は退出して、私と先生でその他の気になる点、疑われる病気、今後の方針について話し合ました。
精神病なので、初診からコレ!といった病気を断言するのはやはり難しそうです。
ただ、母の話から先生が判断したのは、
育児家事仕事、父から感情を抑えて苦労をしてきた経験から、
今はゆっくり楽しみながら充実した時を迎えることが大事だということです。
また、「溜め込み症」に関してはその可能性は高いけど、
薬が効くかというと、たぶん殆ど効かないだろう。
掃除が出来るようになるかに関しては、なかなか難しいそうです。
そこで先生は「訪問看護カウンセリング」がおすすめだということです。
でも、今回はとりあえず薬を母に試してみることにしました。
先生は、モノを捨てるときの不安を抑える薬と説明していました。
それから、父への執着心が強いので、心理カウンセリングもお願いしました。
カウンセリングは自費だということですが、5500円ほどを前払い。
今の母には、知らない人に喋る!自分に向き合う!ことは、
母の考えがが大きく変わるのに重要だと私は思っています。
これからの人生考えたら、安いもんだろ!笑
ケチな母は「カウンセリングは要らないか」と言っていましたが、
私が「私は是非おすすめ。やってみたらいいんじゃない?」と言うと、
先生や病院にも信頼をしたのだろうか、あっさりOKでした。
その後、様子を見て、訪問看護をしても良いなと思っています。
ちなみに、精神科への通院や、訪問看護は保険からかなり補助が出るらしく、
思っているより、お安く診察出来るようです。
お金かかるな〜と思わず、この先のことを考えれば、なんでもやってみる価値はあると思います。
この後、喫茶店でお茶をしながら話をしましたが、
以前母が10年くらい前に行ったクリニックと、今回行ったクリニックは全然違ったそうです。
以前のクリニックはこんなに話を聞いてもらえなかったと言っていました。
それから、片付け、掃除に対してかなり前向きになったようです。
母はまだ、モノへの愛着(先生がそう言ってた!執着じゃなくて)はあることは解っているが、先生から言われたことで、自分を客観的に見れているようです。
母いわく、一つのモノを捨てるときに、色んな事を考えるそうです。
- これはいつ使えるか
- 使うとしたらどんなとき使うか
- 取っておくとしたらどこに置くか
それを「解決する」には、いつ使うかをカテゴリ別に分けながら、要らないものを捨てていければ良いんだけど・・・・・
と母。。。。
おーーーーーーい。
それは終わらないね〜(^o^;)
一応母に伝えたのは、
今使わないモノ以外は捨てる!っていうのが断捨離って言うんだけど、
モノに愛着のあるお母さんには、難しいと思うけどね。
って言っておきました。
そういう自分を母自身が受け入れられるようになってきたのかなと思います。
これは大きな第一歩だと思います。
次は、心理カウンセリングです。
どんな結果になるか楽しみです。